インドの伝統工芸であるウッドブロックプリント
細かく彫り込まれたスタンプは、インテリアにしてもよいぐらいの美しさを備えています。
また、現地の人々の手作りで作られているため、一点一点が微妙に異なります。手作りだからこその温かみが感じられます。
■インドの布の伝統とともに歩んできたウッドブロック
インドは昔からサリーだけではなく、ありとあらゆるコットン製品、ベットカバーやテーブルクロスなどの布地の生産が盛んな土地です。
その為、布地にデザインを施す方法にもたくさんの伝統的な方法があります。その中の1つが「ウッドブロックスタンプ」です。木の断面に細かくデザインを彫込み、その木版にインクをつけて一枚の大きな布に満遍なく手作業でポンポンとプリントしていきます。
言葉で説明するととてもかんたんに聞こえる作業ですが、一つ一つ手で打ち込んでいくので、一枚の布を仕上げるのに大変な手間と時間が掛かります。また、手作業で打ち込むことによってプリントの僅かなブレやにじみが生じ、その結果布地全体に生き生きとした表情が生まれます。ハンドメイド大国インドならではの素晴らしい文化です。
ウッドブロックに用いられる木材も、長年の使用を目して硬い素材のものが選ばれるため、彫り込みを入れるのも大変な手間のかかる作業です。長い伝統のなかで育まれてきたウッドブロックの文化は、ウッドブロックスタンプそのものも素晴らしい手工芸品として生み出したのです。
※ウッドブロックは粘度のある染剤を布に打ち込むためのものですので、ゴム判とは用途が異なります。紙にスタンプする場合は天地逆にして紙の方を上から押さえつけるなどの工夫が必要となります。
■サイズ・容量:厚さ: :約3cm 重さ: :約65g
■生産地:インド
■素材・成分:木
注意事項
手の位置や細かいモチーフの違い等、若干の違いがございます。ご了承くださいませ。