●爽やかな甘い芳香が特徴。炭の上にのせて香を炊くタイプです。
紀元前5世紀頃にはすでに高貴な香木として使われていた白檀(ビャクダン)のパウダー香です。こちらは白檀の木をそのままパウダーにしたもので、炭の上にパラパラと振り掛けるようにして使用します。
白檀は、香木としてそのまま用いられるだけでなく、蒸留して取られる白檀オイルの主成分サンタロールには、殺菌作用、利尿作用の薬効成分があると言われ、薬用にも広く利用されています。
●古代より愛されたお香スタイル
よく知られているお香は線香のような竹ひごにお香を塗りつけた物が多いのですが、その様なお香は近代になってから作られ発達してきたものです。古代の人々がお香を楽しむときには火をつけた炭の上に香りが出る物を載せて、炭の熱で焼くことによって香りを楽しみました。
《ピュア&ストロング》
竹ひごの線香はお香成分と一緒に竹ひごも燃えますので独特の竹ひごの香りが混じり、結果として「インド香はどれも似たような香りがするなぁ」と言う印象になりがちです。
炭の上で直に焚くこのタイプのお香はお香成分以外が燃えませんので大変ピュアで強い香りがします。出る煙の量も通常のインド香に比べると3倍から5倍位出ます。
強い香りが好まれない日本ではあまり手に入らないお香ですが、強い香りが好きなアラブ諸国やインドでは日常的に使われています。
■生産地:インド
■成分:サンダルウッド
■内容量:30g
【備考】こちらは火のついた炭の上に載せることで煙と香りが出る古代より伝わるタイプのお香です。
【使用回数】一回の使用量にもよりますが約30〜50回分お使いいただけます。
【注意】
■直接火のついた炭にのせると、大変多くの煙と香りが出ます。
お部屋の広さなどを配慮し、ご利用ください。
■日本の香のように、灰に炭を置く方法ですと、煙の量を灰でコントロールできます。炭で温めた灰にのせる空薫でも優しい香りが楽しめます。